当院のリウマチ科・膠原病内科の特徴
日本リウマチ学会 指導医、
日本内科学会 総合内科専門医
が診療
当院では、日本リウマチ学会の指導医を務める院長が診療を担当します。院長は、日本内科学会総合内科専門医、日本腎臓学会専門医、アメリカ内科学会専門医、アメリカリウマチ学会専門医、難病指定医など、数々の資格を持っており、様々な合併症（心不全、腎不全、悪性腫瘍など）をもつ症例に対して適切な診療を行えます。
リウマチ科
関節リウマチは完治が難しい疾患ですが、近年の治療技術の進化、新薬の開発により、寛解状態を維持できる方が増えています。寛解とは、お薬による治療により症状が落ち着いた状態を指します。完治したわけではないので、医療機関に通院して治療を継続することが欠かせませんが、症状は落ち着いており、関節破壊がこれ以上進まないように管理することで、健康な状態で生活を送れます。
当院では、関節リウマチの治療を日本リウマチ学会の専門医・指導医を務める院長が担当します。まずは問診にて患者様の状態を詳しくお聞きし、症状を示す患部を触診した上で、適切な検査・治療を行い、なるべく早く寛解状態を目指します。診察の結果や今後の治療方針などは丁寧にご説明します。何か分からないことなどあればお気軽にご相談ください。
専門性の高い検査や治療が必要と判断した場合、連携している高度医療機関をご案内し、スムーズに検査・治療を行えるようにサポートします。
関節リウマチとは
関節リウマチは、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物から身体を守るはずの免疫が、誤って関節にダメージを与えることで炎症が発生する疾患です。関節の腫脹や痛み、こわばりなどの症状を示します。そのまま放置していると、徐々に関節が破壊され変形していき、関節をうまく動かせなくなります。これにより、生活に非常に不便を感じるようになります。症状は手指や足を中心に現れますが、全身疾患のため首や膝などの関節に症状を示すこともあります。また、体重減少や倦怠感などの症状も現れることがあります。滅多にありませんが、血管に炎症が発生し、皮膚症状、発熱、神経炎、梗塞などが生じる可能性もあります。
膠原病内科
公費負担（難病指定）について
原因が分かっておらず治療が非常に難しい難病は、療養期間が長期にわたるため、患者様の金銭的負担が大きくなります。
指定難病とは、厚生労働省が一定の基準に基づき、医療費の一部を助成する対象となる難病です。
医療費の給付を受けるためには、各都道府県の窓口にて申請を行い、審査を通り認定を受けることが必要です。
申請をご希望の方は埼玉県のホームページ「指定難病医療給付制度について（https://www.pref.saitama.lg.jp/a0705/nanbyo/gaiyo.html#sinkisinsei）」をご覧ください。
指定難病医療費助成の
対象疾病（膠原病）
- 全身性エリテマトーデス
- 多発性筋炎
- 皮膚筋炎
- 混合性結合組織病
- シェーグレン症候群
- ベーチェット病
- サイコイドーシス
- 悪性関節リウマチ
- 結節性多発動脈炎
- 顕微鏡的多発血管炎
- 成人発症スチル病
- 全身性強皮症
- 高安動脈炎
- 多発血管炎性肉芽腫症
セカンドオピニオン
セカンドオピニオンとは、担当医とは別の医療機関の医師に対して、診断と治療方針について第三者的な意見を求める制度です。当院では、リウマチなど膠原病関連の疾患について助言を行えます。
セカンドオピニオンでは、疾患に対する診断の不明点、別の治療法がないかなど、客観的な意見を聞くことができるため、疾患に対しての理解を深めることができます。
患者様が治療方針に対して納得した上で治療を進めていくことが大切です。納得いく選択をするためにもセカンドオピニオンの制度は非常に役立つと考えています。
詳しい内容は、当院ホームページあるいはお電話にてお問合せください。
なお、セカンドオピニオンには保険が適用されないため、自費診療となります。予め、ご了承ください。