リウマチは治る?
完治した人はいる?
リウマチは、完治は難しいものの、早い段階で治療を開始することで、症状を抑えることが期待できます。
早期治療の重要性
早い段階で治療を開始することで、症状を抑えることが期待できます。相応に進行した段階で治療を受けた場合、たとえ同じ治療だったとしても、治療効果は大きく異なります。
治療のタイミングが遅れた場合、治療経過に大きな影響が出ます。特に手首の症状は進行すると軟骨が完全に破壊されてしまい、腕立て伏せなどができなくなる可能性があります。
リウマチの原因
リウマチの原因は現在のところ明確にはなっていませんが、約40%は遺伝的要因、残りの約60%は環境的要因によるものと考えられています。
なお、遺伝子を組み替えることはできません。
リウマチ治療目安
(ドラックフリー寛解)
関節リウマチの治療目標は寛解状態への導入・維持となり、これには早期から治療を開始することが大切です。
発症から1~2年以内に適切な治療を開始できれば、手術が必要となるまで悪化することは少ないです。また、炎症が強い早期のうちに治療を行えれば、ドラックフリー寛解の状態(一旦通院やお薬による治療が必要なくなる状態)になる可能性が高いことが様々な研究より分かっています。
初期から適切な治療ができれば、治療期間が短くなり、お薬の量も少なくなるため、気になる症状があれば早めに当院までご相談ください。